福島研究室
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大学院生・研究生、随時募集中です!

NEWS

  【国際交流】繊維科学センターサマースクールにて海外学生に実験体験をしてもらいました 本学繊維科学センターのサマースクールの一環として、研究室での実験体験にスペインの大学院生2名が参加し、PET繊維の分解実験を行いました。
  【成果発表】M2 李君が第55回医用高分子シンポジウム(産業技術総合研究所 臨海副都心センター)にてポスター発表しました 福島研のM2 李馨柱君が「ジヒドロキシド化した脂肪族カーボネートの水和および加水分解特性」について、2026年7月21日(火)に産業技術総合研究所にて開催された第55回医用高分子シンポジウムにおいて、ポスター発表を行いました。
  【成果発表】M2桂田君が第72回高分子研究発表会(関西)にてポスター発表しました 福島研のM2 桂田滉也君が「有機触媒を用いた高性能縮合系ポリマーの循環」について、2026年7月14日(火)に関西大学にて開催された2026年第72回高分子研究発表会において、ポスター発表を行いました。
 【成果発表】 M2李君の論文が公開となりました 水溶性を示す脂肪族ポリカーボネートの加水分解挙動に関する論文がPolymer Journal誌に掲載されました。本研究成果は九州大学先導物質化学研究所田中賢教授との共同研究により得られたものです。 論文閲覧はこちらから可能です。
SharedIt link: https://rdcu.be/ftwqj
DOI:10.1038/s41428-026-01208-y
 【招待講演(2026.06.26終了)】福島教授が第68回 先端繊維素材研究委員会(AFMc)公開ミニシンポジウムにて講演しました 福島教授が、2026年6月26日(金)に開催された第68回 先端繊維素材研究委員会(AFMc)公開ミニシンポジウムにおいて「分子化学的アプローチによるポリカーボネートの分解制御と循環」の演題で講演を行いました。 https://www.scl.kyoto-u.ac.jp/~kanaya2/afmc-hp/mini/mini68.pdf 京都大学宇治キャンパス化学研究所碧水舎での実施予定でしたが、台風7,8号の影響で完全オンラインとなりましたが、30名ほどが聴講されました。 同様のご依頼はいつでも承りますのでお気軽にお問い合わせください。
 【受賞】福島研学生(M1 伊藤君)が受賞しました 福島研のM1 伊藤琉乃介君が2026年6月18日(木)にタワーホール船堀にて開催された2026年繊維学会年次大会において、ポスター発表を行い、優秀ポスター発表賞を受賞しました。 タイトル「ポリトリメチレンカーボネートの光照射型分解」 受賞者数 14件/ 審査対象142件

 【成果発表】M1 伊藤君が2026年繊維学会年次大会にてポスター発表しました 福島研のM1 伊藤琉乃介君が「ポリトリメチレンカーボネートの光照射型分解」について、2026年6月18日(木)にタワーホール船堀にて開催された2026年繊維学会年次大会において、ポスター発表を行いました。
 【成果発表】論文が掲載されプレス発表を行いました(2026.6.16) 機械学習を利用した脂肪族ポリカーボネートの物性予測に関する論文がPolymer Journal誌に掲載されました。本研究成果は東京大学大学院新領域創成科学研究科天本義史特任准教授および伊藤耕三教授との共同研究により得られたものです。 論文はオープンアクセスでどなたでもご覧いただけます https://www.nature.com/articles/s41428-026-01208-y
この内容についてJSTとの共同プレス発表を行い、日刊工業新聞にも取り上げられました。
JST
京都工芸繊維大学
日刊工業新聞
 【招待講演(2026.06.05終了)】福島教授が新化学技術推進協会(JACI)にて講演しました 福島教授が、2026年6月5日(金)に新化学技術推進協会(東京)において開催された先端化学・材料技術部会 新素材分科会において「環境調和高分子への展開を目指した脂肪族縮合系ポリマーの機能化と分解制御」の演題で講演を行いました。 JACIイベントリンク ハイブリッド開催にて51名の企業関係者が聴講されました。 同様のご依頼はいつでも承りますのでお気軽にお問い合わせください。
 【成果発表】福島研学生2名が25-3エコマテリアルシンポジウムでポスター発表を行いました 福島研のM1 李馨柱君、B4 伊藤琉乃介君が2026年3月6日(金)に東京大学農学部弥生講堂一条ホールにおいて開催された25-3エコマテリアルシンポジウムにおいてポスター発表を行いました。

2026年2月以前の告知はこちら

高分子循環させる化学を研究する

昨今、高分子・プラスチック材料は環境問題の元凶として扱われがちですが、一方で現代社会はその恩恵を大いに受けています。身の回りで見かけるプラスチック製品以外にも、電子・航空宇宙・医療などの分野における高機能材料にも高分子は不可欠です。スマートフォンの内部にも多く使われています。高分子材料を一切使わない社会システムの構築は非常に難しいことが分かります。
このような環境問題を意識した高分子の研究は、実は数十年前から行われ、様々な技術や材料が開発されてきました。しかしながら、高分子材料は上記のように産業との結びつきが強く、製造コストや物理・化学的な性質が既存材料と同等かそれ以上でなければ、「環境に優しい」材料が実社会に登場することは難しく、多くはこの課題を乗り越えられていません。
最近になって世界的に考え方が変わりつつあります。エネルギーや材料を大量消費した経済から循環型経済(Circular Economy)への移行が各分野で推進されるようになりました。石油化学工業の発展とともにあった高分子産業においても、その流れは大きく、再生可能資源を基盤とする高分子材料や、リサイクル・循環可能な材料の開発に期待が集まっています。

当研究室では、有機化学・高分子化学の技術によって、高分子材料が循環する社会の実現を目指します。飲料ボトルなどに用いられるポリ(エチレンテレフタレート) (PET)は、長期間安定に存在するためリサイクルによって環境流出を防ぐ必要があります。一方、ポリ乳酸などの生分解性ポリマーは環境負荷が小さいとされますが、時間とともに劣化する特性は材料寿命の観点からはトレードオフの関係にあります。このため、一定期間、安定に使用可能で任意の時期に分解・再利用することができる材料システムは求められる理想形の1つと言えます。

そのような材料システムの実現・達成に向けて、次の3つに取り組んでいます。
1)分解性ポリマーの高機能化
2)自己組織化を利用した機能材料創製
3)既存ポリマーのアップサイクル

詳細は研究内容をご覧ください。

教授 福島和樹

福島和樹 博士 (工学)
兵庫県伊丹市出身。京都工芸繊維大学で学位取得後、スタンフォード大学、IBMアルマデン研究所にて研究員を務め、山形大学 助教、東京大学 准教授を経て、京都工芸繊維大学に教授として復帰(詳しくは教授略歴にて)。京都市在住。
専門分野:高分子合成・機能性高分子・生分解性ポリマー・自己組織化
趣味:散歩(10年前はフルマラソン走ってました。今はむり)、バスケットボール(中学・高校の部活で。今はむり)。

高等学校、高等専門学校の生徒様、教員様へ
出張講義や研究室訪問は随時受け付けていますのでお気軽にご連絡ください

学生へのメッセージ

私が研究において常に念頭に置いているもの(かっこよく言うと研究理念)は「地球とひとに優しいものづくり」です。「優しい」は様々なやさしいを含んでいます。環境負荷や人体への影響を低減すること、は当然としながらも経済性や使いやすさを考える「やさしい」まで考えたいと思っています。まだまだ全然やさしくない研究ばかりですが、少しでも理想に近づけることが大学において基礎研究をする意義であり醍醐味ではないかと考えています。興味のある方は是非一度ご連絡ください。学生のみなさんとは一緒に楽しんで研究ができればと思います。

私は本学を卒業したのち、様々な研究機関・大学を経験してきました。改めて思うことは、本学はとても良い研究環境にあるということです。共通で利用できる分析機器が充実しており、アクセスもしやすいです。研究室にも機器・装置はそろえていますので、やりたい実験のほとんどがキャンパス内で完結します。立地は京都駅から地下鉄で30分以内の距離にあり、最寄り駅の松ケ崎駅からも徒歩5分でキャンパスに到着します。さらに、付近の北山エリアにはおしゃれなお店がならび、自転車で行ける距離に歴史のある神社仏閣が点在しており、観光し放題です。個人的にはキャンパス内の建物や施設も「いい感じ」が漂っていると思っています。研究の合間のリフレッシュの要素もほどよく混じった素晴らしい環境で、是非一緒に化学を楽しみませんか。

福島研究室のセールスポイント

・いろんな研究機関・大学の話が聞ける
・海外に研究留学できる可能性
 → イギリス、スペインの友人の研究室に派遣した実績あります。
・学会で発表賞
 → 指導した学生がCSJ化学フェスタ、高分子討論会など、様々な学会で発表賞を受賞しています。
・就職にもよいかも
 → 企業との共同研究も複数やってきました。

とにかく学生の皆さんには化学を楽しんで研究してもらいたいです。そのお手伝いが出来ればと思っています。